僕のおじいちゃん
少し堅めの読んでいても書いていても疲れそうな内容ばかりだったので息抜きを。
僕のおじいちゃん
小学生の日記みたいだが
読んでもらえると嬉しい。
僕のおじいちゃんは非常に負けず嫌いだ。
そして男としてのプライドを持っている。
僕は小さい頃からサッカーで悔しい思いや、うまくいかないことがある度におじいちゃんに言われる言葉がある。
「相手がどんなにうまくて強くてもおんなじ人間やから気持ちで負けたあかんぞ」
僕は同じことを何回もゆってくるおじいちゃんに対しはいはいと聞き流していた。
「じいちゃんはあの子のうまさ知らんから言えんねん」
言われる度こんな感じだった。
何を言われても素直に受け止めれず、言い訳をし口答えをする。目の前の現実から逃げ、ムカつくという感情だけが先走り、物に当たる。
いわゆる反抗期というやつだ。
でも、ずっと勝てなかった僕よりうまいやつと1対1のトレーニングをする時に、普段なら少し気持ちが弱る自分が、なぜかふと「おんなじ人間やろ、負けへんねん」といつの日かおじいちゃんに言われた言葉を胸に強く決心していた自分がいたのだ。
話しを聞いている時は、わかってるって何回ゆうねんと聞いている僕だが、
なぜかいつのまにかおじいちゃんの言葉は僕の脳にこびりついて、
無意識にそして自分から進んで意識しまくってしまうのだ。
僕のおじいちゃんの言葉にはすごく不思議なパワーがある。
他にも、
「風邪引くなよ、あったかくして寝ーよ」
「家出掛けるときはコタツのコンセント必ず抜けよ、火事なるからな」
「人が休んでるときお前も休んどったらあかんぞ。人が休んでる時にお前は頑張らなあかん」
「友達がおって支えてくれるお父さんお母さんがおってのお前やからな、独りよがりなったらあかん、仲間信じてやるんやで」
この4つの言葉は各30セットは言われただろう。笑
でもすごく僕には響く。なによりもストレートでおじいちゃんが本当に伝えたいことという気持ちがひしひしと伝わってくる。
たまにおじいちゃんから電話がある。
おじいちゃん
「なんかいるもんあったら言えよ!送ったるで」
僕
「ウイダーほしい!」
おじいちゃん
「ういだーって、、なんやそれは。どうゆうことや。どういうやつや」
僕
「エネルギーゼリー!パックのやつ!」
おじいちゃん
「えねるぎーか、それは一体何や。パックってなんやそれは。エネルギーってやつを買ったらええんか?」
僕が送って欲しいものが少しカタカナ言葉だと、なんのことを言っているのかわからなくて心からビックリして少し怒る。笑
可愛い。
僕はこんなおじいちゃんが大好きだ。
満員のスタジアムでプレーし、活躍している姿を、おじいちゃんに見せることが僕の目標だ。
みんなも誰かから言われた何気ない一言が自分の中心部に居続けてその言葉が原動力になっている経験は恐らくしたことがあるだろう。
その言葉はひと時の助けではない。
長いスパンで自分を助けてくれる、いい方向に導いてくれる言葉だ。
その言葉を大事にして生きていくことは
必ず自分のプラスになるだろう。